今週末にエントリー開始を控えていた木曽駒JAPAN ALPSスカイレースですが、急遽長野県環境部自然保護課から連絡があり「大会コース上に新たな希少高山植物(ヒメウスユキソウ、コケコゴメクサなど)が発見された為、看板の設置の許可をすることが出来ない。7合目より上のエリアは使わないで欲しい」との見解をいただきました。
昨年の大会終了後様々な関係機関とコースについて議論を重ね、今年はトレイルへのインパクトをさらに無くすためにも木曽サイドのみ(木曽文化公園→福島Bコース→山頂→福島Aコース→木曽文化公園)のコース変更も検討してる中での出来事でした。
昨年の大会終了後様々な関係機関とコースについて議論を重ね、今年はトレイルへのインパクトをさらに無くすためにも木曽サイドのみ(木曽文化公園→福島Bコース→山頂→福島Aコース→木曽文化公園)のコース変更も検討してる中での出来事でした。
現在県立公園に指定されている中央アルプスは国定公園への指定を目指しており、より厳密に高山植物の保護を行っていく中、トレイルランニングは相応しくないとの判断を下したようです。
我々もとにかくハイカーが少なく高山植物を荒らすことのないコース設定を模索してきましたがこのような結果になったこと、残念でなりません。
7合目までのコース設定での開催も考えましたがやはり木曽駒山頂を踏んでこその「JAPAN ALPS スカイレース」。
そんな中途半端はコース設定でお客様からお金をいただく訳にはいかないし、何より自分が惚れ込んでないコースでの開催はしたくない、との想いから中止を決定致しました。
何とかエントリー前に連絡をもらえたことが救いでしたが、これは我々のオペレーションの甘さでもあります。
今年こそ山頂へと意気込んでおられた皆さま、本当に申し訳ございません、心よりお詫び申し上げます。
大好きな大会だっただけにショックは大きいですが、自然保護の為、そして中央アルプスが国定公園に指定されてさらに多くのハイカーの方々に訪れていただく為にも潔く身を引きたいと思います。
結局山頂にも行けなかった1回きりの幻の大会になってしまいましたがご参加いただいた皆様、本当に、本当に有難うございました。
大会を開催させてくれた関係者の方々にも心より御礼申し上げます。
また、仲間とゆったり木曽駒ケ岳を訪れたいと思います。
木曽駒JAPAN ALPS スカイレース大会実行委員長
大塚浩司
我々もとにかくハイカーが少なく高山植物を荒らすことのないコース設定を模索してきましたがこのような結果になったこと、残念でなりません。
7合目までのコース設定での開催も考えましたがやはり木曽駒山頂を踏んでこその「JAPAN ALPS スカイレース」。
そんな中途半端はコース設定でお客様からお金をいただく訳にはいかないし、何より自分が惚れ込んでないコースでの開催はしたくない、との想いから中止を決定致しました。
何とかエントリー前に連絡をもらえたことが救いでしたが、これは我々のオペレーションの甘さでもあります。
今年こそ山頂へと意気込んでおられた皆さま、本当に申し訳ございません、心よりお詫び申し上げます。
大好きな大会だっただけにショックは大きいですが、自然保護の為、そして中央アルプスが国定公園に指定されてさらに多くのハイカーの方々に訪れていただく為にも潔く身を引きたいと思います。
結局山頂にも行けなかった1回きりの幻の大会になってしまいましたがご参加いただいた皆様、本当に、本当に有難うございました。
大会を開催させてくれた関係者の方々にも心より御礼申し上げます。
また、仲間とゆったり木曽駒ケ岳を訪れたいと思います。
木曽駒JAPAN ALPS スカイレース大会実行委員長
大塚浩司