2017年4月20日木曜日

大会開催中止のお知らせ


今週末にエントリー開始を控えていた木曽駒JAPAN ALPSスカイレースですが、急遽長野県環境部自然保護課から連絡があり「大会コース上に新たな希少高山植物(ヒメウスユキソウ、コケコゴメクサなど)が発見された為、看板の設置の許可をすることが出来ない。7合目より上のエリアは使わないで欲しい」との見解をいただきました。

昨年の大会終了後様々な関係機関とコースについて議論を重ね、今年はトレイルへのインパクトをさらに無くすためにも木曽サイドのみ(木曽文化公園→福島Bコース→山頂→福島Aコース→木曽文化公園)のコース変更も検討してる中での出来事でした。

現在県立公園に指定されている中央アルプスは国定公園への指定を目指しており、より厳密に高山植物の保護を行っていく中、トレイルランニングは相応しくないとの判断を下したようです。
我々もとにかくハイカーが少なく高山植物を荒らすことのないコース設定を模索してきましたがこのような結果になったこと、残念でなりません。

7合目までのコース設定での開催も考えましたがやはり木曽駒山頂を踏んでこその「JAPAN ALPS スカイレース」。

そんな中途半端はコース設定でお客様からお金をいただく訳にはいかないし、何より自分が惚れ込んでないコースでの開催はしたくない、との想いから中止を決定致しました。

何とかエントリー前に連絡をもらえたことが救いでしたが、これは我々のオペレーションの甘さでもあります。

今年こそ山頂へと意気込んでおられた皆さま、本当に申し訳ございません、心よりお詫び申し上げます。

大好きな大会だっただけにショックは大きいですが、自然保護の為、そして中央アルプスが国定公園に指定されてさらに多くのハイカーの方々に訪れていただく為にも潔く身を引きたいと思います。

結局山頂にも行けなかった1回きりの幻の大会になってしまいましたがご参加いただいた皆様、本当に、本当に有難うございました。

大会を開催させてくれた関係者の方々にも心より御礼申し上げます。

また、仲間とゆったり木曽駒ケ岳を訪れたいと思います。

木曽駒JAPAN ALPS スカイレース大会実行委員長
大塚浩司

2016年9月20日火曜日

大会無事終了!!!















土砂降りの中開催された木曽駒スカイ、無事終了することができましたー!!
とにかくあの絶景を見ていただきたくて、絶景が見れないならせめて日本百名山の木曽駒ケ岳の山頂を踏んでいただきたくて!!

ギリギリまで天気の回復を待ちましたが...とても稜線に選手のみなさまをお送り出来る状態ではありませんでしたー(涙)

結局レースは20kmのショートカットコースになりましたが、それでも皆さん、泥んこになりながら笑顔でゴールしてくださり、本当に嬉しかったです!!

どんな状況も楽しんじゃうトレイルランナー、やっぱカッコ良すぎです!!

自分もトレイルランナーで本当に良かった!!

選手の皆さん、本当にお疲れさまでした!!!

今回は第1回目の開催でしたが地元木曽町の方々には本当にお世話になりました。

大会を盛り上げてくださったスポンサー様にも心より感謝。

そして...ボランティアのみんな、土砂降りの中1日中頑張ってくれて本当に本当に有難う!!

いつもおんなじ事言ってるけど...みんなとの出会いが1番の宝物です!!

出会ってくれてありがとー!!!

残す所あと2戦、どうぞ宜しくお願い致します!!!

大会実行委員長
おーつか

※レース後恒例のツヨポン必殺早業リザルトアップ!!
http://www.nature-scene.net/kisokoma/result/

※FB友達の皆さんから写真いただきましたm(__)m

2016年9月6日火曜日

正沢川の横断について

現在正沢川には簡易的な橋が1本しかかかっておりません。不安定な橋である為、選手が通行するには時間がかかり渋滞が起こることが予想されます。大会当日は簡易的な橋をさらに2本増やし合計3本の橋を用意する予定ですので渋滞を防ぐ為にも出来るだけ素早く橋を渡ってください。川の水量も今の時期は少ないので濡れるのが気にならない選手は浅瀬を渡ってください。

2016年9月5日月曜日

レースまで、いよいよ2週間です!!

≪木曽駒JAPAN ALPSスカイレース、いよいよ2週間後です!!≫
木曽駒JAスカイレースに参加される選手の皆さま!!
大会がいよいよ2週間後に迫ってきました、準備の方はいかがでしょうかー!?
当日思いっきり楽しめるように、しっかり準備を整えてくださいねー!!
恒例の大会前連絡事項でございます!!

≪山でのマナーについて≫
既に皆さまの分かりきっていることなので言及するのも恐縮ですが、登山客がおられた時には必ず、必ず歩いてすれ違うようにしてください。挨拶も忘れずに。木曽駒ケ岳は中央アルプスを代表する日本百名山の一つであり、特に馬の背~木曽駒ヶ岳山頂までは多くの登山客がおられます。出来るだけスローダウンして進む事を心掛け、遠目に登山客が見えた時点で走るのを辞め早歩きするようにしてください。またハエマツ林の登山道は非常に狭くすれ違いが難しいので極力登山者に道をを譲るようにしてください。本大会は良くも悪くも多くの関係機関から注目されており、大会当日も稜線上に監視員が居ると思われます。もし登山客との問題が起きると来年の開催は難しいだろうとある機関から既に言われています。どうぞご協力の程、宜しくお願い致します。

≪高山植物について≫
本大会のコース上には多くの高山植物が点在しています。特に西駒山荘を過ぎた辺りには多くのコマクサが咲いており、登山道に近い所まで顔を出しているので絶対に踏む事のないように十分に注意して進むようにしてください。稜線の各エリアを管轄している自然保護団体の方々から当日監視しに行きますとの連絡を既にいただいております。どうぞご協力の程、宜しくお願い致します。
◆中央アルプスの高山植物一覧: https://www.chuo-alps.com/tourism/plant/

≪装備について≫
本大会のコースは標高3,000m近いエリアとなる為しっかりとした装備の準備をお願い致します。受付時、又は西駒山荘通過時に装備チェックを行いますので、その時に必携装備がない場合はその場で失格となりますのでご注意ください。必携装備、推奨装備については参加通知書、大会HPのABOUT→「装備について」をご参照ください。
◆装備について: http://www.nature-scene.net/kisokoma/about/

≪補給について≫
本大会のコースは非常にタフであり多くの水分が必要となります。スタート時に必要と思われる水分と1.5ℓを運ぶことのできるハイドレーション、ボトルなど携帯していただき、途中の給水ポイントで効率的に補給を行ってください。第1エイド、西駒山荘、下りコース8合目に水場がありますが、第1エイド以外は水量が少ない為給水渋滞が予想されます。基本的にはご自分で用意した水分を頼りに進むようにしてください。また補給食につきましては西駒山荘、木曽小屋、玉乃窪山荘で購入することができますが、多くの選手が山小屋に寄りますと他の登山者の迷惑となりますので極力自分で用意した補給食を摂るようにしてください。また頂上山荘はご利用できませんのでご注意ください。
◆補給ポイントマップ: http://www.nature-scene.net/kiso…/courcemap/kisokoma_map.pdf

≪防寒具について≫
9月中旬の標高3,000mエリアは非常に寒くなります。雨が降らなくても汗をかいた状態で風に吹かれると体温が急激に下がり、低体温症になるリスクが一気に高まります。必携装備のレインウェア(上下)に加え、脱着が容易なウィンドブレーカーも必ずお持ちください。また寒がりな方はフリースなど、さらに追加の防寒具もお持ちください。

≪危険箇所について≫
茶臼山~西駒山荘~木曽駒ヶ岳~玉乃窪山荘の稜線はガスると非常に視界が悪くなり、迷いやすくなります。特に広場のような場所に急に出ると方向感覚が無くなり迷い易いので、マーキング看板・テープをしっかり確認しながら進んでください。ハイマツ中に見えるニセ登山道にもご注意を。そして一番多くの危険箇所は下りにあります。8合目以降の朽ちた木道橋、7合目分岐後の崩落ガレ場、スイッチバックのコーナーで谷側に傾いているツルツルの石など…とにかく挙げたらきりがない程です。6合目まではとにかく安全第一でゆっくりと足元を確認しながら進んでください。この危険箇所でいくら頑張っても6合目以降の走れるトレイル、最後の5kmのロードを走れなければ後続選手にすぐに追いつかれてしまいます。とにかく6合目まではゆっくりと、慎重に、無理な追い越しをせずに進んでください。
◆コースマップ: http://www.nature-scene.net/kiso…/courcemap/kisokoma_map.pdf

≪悪天候時のコース変更について≫
悪天候の為本来のコースで大会を開催するのが不可能と主催者側が判断した場合、コースは代替コースへ変更となります。代替コースは木曽文化公園→木曽福島スキー場→福島Bコース→7合目避難小屋→福島Aコース→以降本来コースと一緒、といった感じで、距離20km、累積標高D+1,500mとなります。詳しくはコースマップをご参照ください。
◆コースマップ: http://www.nature-scene.net/kiso…/courcemap/kisokoma_map.pdf

≪関門について≫
本大会には関門が設定されています。茶臼山関門(9:00、スタートから4時間)、ゴール関門(15:00、10時間)となります。特に茶臼山関門はスタート~木曽福島スキー場のロード区間もしっかり走ってその後の激登りもある程度のスピードで登らないとなかなか厳しいです!!頑張って走りましょう!!
◆コースマップ: http://www.nature-scene.net/kiso…/courcemap/kisokoma_map.pdf

その他詳細につきましてはお手元の(又は間もなく届く)参加通知書をご参照ください!!
細かい事をウダウダ言ってしまいスイマセン…全ては皆さんに最高のスカイトレイルでヒーハー!!していただく為!!
そして来年の開催につなげる為(汗)
せっかく天下の日本アルプスを走れるのですから、安全に、気持ち良く!!
大会当日は思いっきり楽しみましょう!!
一足お先にー・・・ヒーーーハーーーー!!!!!

大会実行委員長
おーつか

2016年3月8日火曜日

木曽駒 JPAN ALPS スカイレース 開催!

中央アルプスの最高峰である木曽駒ヶ岳の頂上を目指すはじめてのトレイルラニングレースを開催します。

長野県の北信濃エリアで活動している我々「北信濃トレイルフリークス(KTF)」が憧れのアルプスで開催する本レース。今まで走ってきたトレイルの景色と違う世界をこのレースで味わってみませんか?